2019年12月11日

どれだけのオールドファンがこう思ったことか。
『こんま光景を見られる日が来るなんて…』
そして、どれだけの”にわか”ファンがこう思ったことか。
『ラグビーって面白い！…もっと見てみたい』

あの日の東京・千代田区の丸の内仲通り800mには5万人のファンが詰めかけた。
かくいう自分も当日はその中をカメラを抱えてシャッターを切っていた。
そのファインダーの先には笑顔で選手に手を振るファン、ファン、ファン…
そしてそのファンの前には笑顔、驚き、戸惑いそして感極まった表情の選手達がいた。
どちらもとても幸せそうで本当に楽しそうにしている
当時の雰囲気は今でも五感で覚えている。

あの時からオールドも、にわかも無くみんな同じラグビーファミリーになった。
ラグビーファミリーにとって”にわか”はネガティブワードではなく
親しみを込めて使わている。だからこそ、この丸の内15丁目でも
”にわか”という肩書が使われているんじゃないかと思う。

自分の周囲にも2019年から積極的にラグビーを見るようになった自称”にわか”ファンがいるが、辞書のその意味とはかけ離れた熱量を持っているのをヒシヒシと感じる。

そんなラグビーファミリーを牽引する『日本代表』
2020年の活動が行えずまさかの空白の1年となり
2021年4月いよいよ活動再開の狼煙が上がった！

現在の情勢では今後の活動も流動的にならざるを得ないかもしれないが
代表候補の発表の際のSNSの盛り上がりを見る限りどのファンもあの日の熱は冷めてない…
むしろ地底のマグマのように熱く熱く熱量を高めていたんじゃないかと思えるほどに感じた。

あの日見たあの光景を、あの時とは違う日本代表にもぜひ見て感じて貰いたい。
あの日見たあの光景を、あの時とは違う”にわか”ファンと共に感じてみたい。

忘れられない最高のあの日

それが自分のススメるラグビーなのかもしれない。

#ラグビーのススメ