#にわかの日
世間で言うにわか。に、まさに私も当てはまる。
私がラグビーを好きになったきっかけは本当に単純。世間がW杯に沸いた2019年。日本が勝てば勝つほどニュースになっていた。だからラグビーが日本で行われているのは知っていた。その程度だったが、この波に乗り遅れては行けないと、『流行り』に乗るためにテレビでラグビーを見た。これが私のラグビーデビュー。そこからにわかの階段はすぐにのぼった。テレビで見たラグビーはルールも分からない。でも80分見入った。一瞬で終わった。次の試合はパブリックビューイングデビュー。自分の行動力に少し引く。
ニュージーランドvsイングランド
キアランリードに惚れた。オーウェンファレルの不敵の笑みに鳥肌が立った。前のおとしたらダメ。を覚えて観戦したがやはりルールは分からない。でもそれで楽しかった。それからラグビーについて調べるようになった。トップリーグの存在を知り、地元にラグビーチームがあることを知り、そこにキアランリードが来ることを知った。その頃はキアランリードの追っかけみたいな感じだった。練習場に見に行き、ラグビーを見ていた。
開幕戦のチケットも取った。その頃からかな。もうラグビーが沼になったの。背が高かろうが低かろうがガタイが大きかろうが小さかろうがどんな人でも必要な競技。スクラムという独特の塊。華麗なパスさばき。全てが新鮮で虜になった。
コロナで無観客試合や試合の中止が相次いだがそれでも私はラグビーに飽きることはなかった。ボールを投げて蹴る。これだけではないラグビーという競技のルールをもっと知りたかった。コロナのせいで時間はたんまりあったし、ラグビーに携わりたいとも思った。携わりたいと思った時私はレフリーという選択肢を見つけた。本当に軽い気持ちで勉強がてらスタートレフリーを受講した。めちゃめちゃ楽しかった。知識もついた。
好奇心が旺盛すぎてSAの資格まで取った。それだけラグビーに携わりたかった。知識をつけてラグビーの見方は少し変わった。客の立場としてだけでなく、ピッチに立つレフリー視点、倒れた選手にかけよるドクター視点。いろんな方向からラグビーが見れる。それもまた楽し過ぎた。
そんなこんなで私はいまだににわかを続けている。今は地元の試合な全部見に行っている。5月には東京サンゴリアス戦。ありがとうラグビー。